いきいき七尾魚

株式会社 鹿渡島定置

株式会社鹿渡島定置ホームページ http://kadoshimateichi.com/

社長の談では、「恐らく、鹿渡島定置は富山湾で一番平均年齢が若い定置網経営体です。」とのことです。平成14年には海水シャーベット氷の導入を行い、魚を急速冷却することで魚の鮮度が格段に向上しました。定置網の形体は肩張り方式で、運動場に底建網を導入し、回遊魚が中心となる定置網漁にあってマダラなどの底魚も入網します。
本船は19トン型のガード付きキール船で水洗トイレの完備されており、女性の乗船や就労に対しても備えています。毎朝、網起こし後には、刺し身や大漁鍋を作って漁で冷えた体を温めながら、テーブルを囲み漁労者全員で漁獲状況や漁獲金額、今日の反省などを話し合います。

鹿渡島定置
鹿渡島定置

 

うまい漁師がここにいる!

栗原智章(くりはら ともあき)

鮮度管理、直販担当(漁師歴8年)

目標:神経〆のコツは試行錯誤!
経験と勘で極めていく。そのため、最低限必要なことは工夫する。必要なことを必要な時にできないことの方が多い。だから最小限努力することが目標である。

どんな思いで魚を獲っているの
ブリの時期は前日からワクワクする。今日こそなにかいるんじゃないかと思う。

消費者のみなさんに伝えたいこと
神経〆の魚は美味しい。美味しいものを食べてほしいと思う。

掲載情報は2016年現在のものです。

 

片瀬 拓也(かたせ たくや)

22歳 鮮度管理・直販担当(漁師歴2年)

目標:神経〆をマスターすること
沖合漁業は貴重な経験だった。入社したらやりたいと思っていた神経〆の技術のさらなる習得と漁師の経験を積んでいきたい。また、その神経〆した魚の食べ方を伝えたい。

どんな思いで魚を獲っているの
魚を獲るとき何がとれるのか想像すると楽しい。

掲載情報は2016年現在のものです。

 

鹿渡島定置のいきいき七尾魚が食べられるお店

加工所 魚工房・旬

七尾市鵜浦町9-38-2 七尾市鵜浦漁港内
http://www.nanaonet.jp/~kadoshimateichi/sakanaoubou.html
漁港から加工所までわずか数分。定置網で獲れた豊富な魚、獲れたての魚をすばやく加工します。

竹中 勉(たけなか つとむ)

工場長

消費者のみなさんに伝えたいこと
朝獲れ魚を加工しているため新鮮な状態で提供します。

商品づくりのこだわり(ここが違う)
獲った魚をすぐに漁師が加工します。糠漬け(コンカ漬け:おばちゃんが塩加減にこだわるなど手間暇かけている。)

お魚の簡単は食べ方(おススメ)
コゾクラのぶつ切り玉ねぎ大葉あえ ※水っぽい魚の食べ方のひとつ

掲載情報は2016年現在のものです。

 

獲れたて活〆、ベスト温度で抜群の鮮度管理

沖〆(血抜き、神経〆)

血抜きはエラから行い、30秒泳がせて血を抜きます。血抜きは臭いや身の劣化を防ぐことができます。
脳天に穴をあけ、脊髄、延髄に針金を通して神経〆を行い、死後硬直を遅らせる。

 

陸上鮮度管理

一旦、7度~10度の海水で保持する。冷やし過ぎると死後硬直を起こすため気をつけている。血抜きされた鮮魚は3日間鮮度を保つことができる。血抜き及び神経〆された鮮魚は1週間鮮度保持される。

 

発送準備

発泡スチロール内の温度は5℃とし冷やし過ぎに注意している。保冷剤を敷き、その上に果物用シートを敷きサンマ袋に鮮魚を入れ発送する。



いきいき七尾魚図鑑 いきいき七尾魚よくある質問集

旬の七尾魚

  • マダラ

    冬の鍋料理に欠かせない魚「真鱈」。身は柔らかく絶品です。また白子はクリーミーで濃厚な味わいです。真子の「子付けのお刺身」は能登半島の冬を代表する一品です。

  • まさば

    背側の波紋が特徴。脂ののる秋から冬が旬。焼いてよし、煮てよし様々な調理方法で食べられます。

  • ふくらぎ

    今年生まれた「ブリ」の幼魚は、7月頃からボウズ⇒コゾクラと呼び名が変わり、10月頃から「フクラギ」と呼ばれ、能登・七尾の秋の味覚のひとつとなっています。

  • マアジのイタリアン風焼まあじ

    いよいよ食べごろ!能登の食卓では定番のアジ!塩焼きでもフライでもOK!

  • サヨリ 春の彩りあえさより

    春の訪れを知らせるサヨリは七尾湾で産卵、成長しています。

すし王国能登七尾 能登ふぐ事業協同組合 FOOD ACTOIN NIPPON
FAN推進パートナーとして参加しています 世界農業遺産「能登の里山里海」